男性は年を取ると精力が落ちる??

学び

性欲は男女共に分泌されるホルモンの量によって左右されます。そのホルモンとは「テストステロン」と呼ばれています。このテストステロンの分泌量のピークが男性は18歳~30歳です。よってそれ以降は年齢とともにホルモン量は低下していき、性欲自体がが減ります。

性欲が落ちると精力は?

男性はテストステロンは95%が睾丸(精巣)、5%が副腎で作られています。精巣の機能をコントロールしているのは、脳下垂体前葉という内分泌器官から分泌されるゴナドトロピン(性腺刺激ホルモンの一種)です。コナドトロピンは強いストレスを感じると分泌量が減り、それに伴い、テストステロンの生産量も減ります。

30~50代の男性は、会社や家庭での責任が重くなりストレスは増加するものです。若い頃に比べてストレス耐性が低下してしまいます。20~30代にバリバリ仕事をしていた人も加齢、さらにプラスしてストレスが引き金になります。

テストステロン分泌量低下の重要なサインとして「朝勃ち」がなくります。私たちは「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を交互に繰り返していますが、レム睡眠期にはペニスが勃起を繰り返します。このレム睡眠のタイミングで目覚めて自覚する勃起を医学的には「朝勃ち」と呼んでいるのです。

朝勃ちと性欲の有無は、あまり関係ありません。

生殖器の能力はなくなっても、『女性と触れ合いたい』という執着があればそれは『性欲』といえます。

もちろん、朝勃ちするということは、それだけ神経伝達や血流の状態がいいので、勃起力のひとつの目安にはなります。しかし、朝勃ちをしないからといって、性欲がないとは言い切れません。

年齢に関係ない勃起力

ファイザー製薬が2015年に行ったアンケートでは45歳以上の約7割が「硬さに自信がない」と答え、ほぼ同じ割合で、自身の勃起不全(ED)疑っているという結果が出ました。

健康体であれば60代でも問題なく勃起はします。40~50代で勃起不全の症状があるとすればストレスによるところも大きいです。もしかしたら裏では糖尿病や動脈硬化などの病進行も考えられます。勃起は健康体かどうかのサインです

札幌医科大学の熊本悦明名誉教授より

つまり、勃起する、勃起しないは年齢ではなく、健康状態を表します。

精力、性欲を上げる食べ物

下降する性欲にあらがう男性の努力も必要。運動することや食生活に気を使うことです。

葉物野菜

長時間にわたる会社激務、消耗する人付き合いや家族の世話などから疲労回復がまずは大切です。

鉄分が不足すると疲れやすい体になります。なぜなら鉄分はヘモグロビンの生成や赤血球への酸素供給に欠かせない栄養素だからです。ビタミンCは鉄分の吸収を高めてくれますので、ビタミンCと鉄分を一緒に食べることがとても重要です。

【ビタミンCと鉄分が豊富な食材】

ほうれん草、ケール、 からし菜 、キャベツ、ブロッコリー、ビーツ、かぶら菜など濃い緑の葉物野菜

亜鉛

亜鉛は人体にとって必須ミネラルです。疲労や傷を回復させ、嗅覚、味覚を正常に保ち、たんぱく質やDNAの合成、性的な欲求を高める働きなど多くの効用があります。

【亜鉛が豊富な食材】

牡蠣、ダークチョコレート、鶏肉、カシューナッツ、かぼちゃの種、蟹

タンパク質

タンパク質を構成するアミノ酸の一種、Lアルギニンは体内に入ると酸化窒素に変化し、血管を広げて血液流を促進する働きがあります。

Lアルギニンは血管を拡張させ、ペニスに流れ込む血液量を増やすと考えられています。自然療法でも、男性の勃起不全を治療したり、女性の生殖器部の感覚を向上させたりするためにLアルギニンがしばしば使用されます。

【 Lアルギニンが多いタンパク質 】

鶏肉、豚肉、大豆、レンズ豆、ピーナッツ、ひよこ豆

辛い食べ物や香草

唐辛子などで有名な辛味成分であるカプサイシンはエンドルフィンを刺激し、快楽をつかさどる感覚を敏感にしてくれます。

辛い食べ物はペニスへの血液の流れを促進する効果もあります。またハーブなどの香草一部には男性の生殖能力を高める働きがあることも近年判明しています。

食生活の見直しもペニス増大、及び若返りの近道にも感じます。
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