亜鉛摂取の見直し

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亜鉛の働き

亜鉛は体内におよそ約2gほど含まれ、血液や皮膚に多く存在します。タンパク質の合成に関わる酵素の材料として使われます。

人間の体に必要とされている必須ミネラル16種に含まれていますが体内で作り出すことができないので食事から摂取する必要があります。

日本人の食事摂取基準として1日の摂取推奨量は18~69歳の男性で10mg、70歳以上の男性で9mg、18~69歳の女性で8mg、70歳以上女性で7mgとなっています。

亜鉛の食事摂取基準【mg/日】

※平均必要量:50%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量
※推奨量:ほとんどの人が必要量を満たす摂取量
※ 耐容上限量:過剰摂取による健康障害を防ぐ摂取量

亜鉛不足は男性機能低下

女子栄養大学の上西一弘教授

「亜鉛は男性の前立腺や性腺に高濃度に含まれています。性ホルモンの合成、精子の生成などに深く関係します。亜鉛が欠乏することにより性的な機能が低下する可能性高く、欧米では亜鉛は“セックスミネラル”とも呼ばれています」

勃起障害、精力低下、性欲減少の原因はいろいろあるりますが、1つには男性ホルモン(テストステロン)の減少が上げられます。毛髪で亜鉛の濃度が高い男性は、血中のテストステロン値が高い報告があります。つまり、テストステロンの維持には亜鉛が有効と分かります。

女子栄養大学の上西一弘教授

亜鉛は細胞分裂を正常に行う手助けをしたり正しく細胞を作ったり、たんぱく質を合成したりする際に大きく関わっています。そのため、体の成長に欠かせません、たとえば亜鉛が不足すると味蕾の新陳代謝が十分に行われなくなり、味がわかりにくくなったり、感じなくなります。髪の毛や皮膚も新陳代謝が速いペースで行われために亜鉛を欠乏すると抜け毛の原因です。

亜鉛は人間が加齢すればするごど重要なミネラルです。亜鉛はとくに細胞の新陳代謝が盛んに行われる組織や臓器に必要とされます。

男性の場合ですと前立腺や精子に亜鉛は多く存在しています。精子の形成には必ず必要とされ生殖機能の改善にも効果的です。

亜鉛が多い食べ物

1位:牡蠣100gあたり13.2g ※1個20gの場合5個

2位:豚レバ100gあたり6.9g

3位:牛赤身100gあたり4.4g

成人男性では1日10g最低必要と考えるとサプリを頼る選択肢になりますね。


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